今更だけど、2014年下半期ベストトラック10

2月中にはあげようと思っていたのですが、
予定が狂って3月になってしまいましたが(汗)
一つ前の記事で予告したとおり、2014年下半期ベストトラックを発表します。


上半期同様、アルバムの発表日ではなく楽曲の発表日が下半期のものから選びました。

10.Alive In Standby - Stay Eighteen
ミシガン出身のポップパンクバンド、
Alive In Standbyが昨年発表したデビュー・アルバムより、
青春を感じさせるキラキラポップなメロディーが素敵な一曲です。
こういうド直球に爽やかでポップな曲を作ってくれちゃうところが良いですね。
また、この一曲の中に昨今のエモ/ポップパンクの雰囲気が
ぎゅっと詰め込まれている感じも、個人的には気に入っています。
Alive In Standby Facebook 


9.The Alchemy Index - A Bitter Township
コネチカット出身のアンビエント/プログレッシブポストハードコアバンド。
しっとりしたメロディーから醸しだされる湿っぽさと浮遊感が気持ちの良い一曲です。
ところで彼ら、元The Words We Useのメンバーが始めたバンドなんですね。
この曲に限らず、楽曲全体から成熟した雰囲気を感じるのも、
完全なる新人ではないからなのかもしれません。
Saosin、Circa Survive、Hands Like Housesあたりのファンにおすすめです。
The Akchemy Index Facebook 


8.NEØV - The Rain People
フィンランド出身のドリーム・ポップ/シューゲイザーバンド。
北欧のバンドらしい透明さと繊細さを感じさせる楽曲です。
感情を揺さぶるように鳴り響くギターと、哀愁あふれるメロディーがたまりません。
ボーカルの声が、調和しながらもしっかりと存在感を発揮しているところも良いです、
NEØV Facebook


7.Redeem/Revive - Memories
カリフォルニア出身のポストハードコアバンド。
Alternative Press Japanのこちらの記事で取り上げられたこともあるので、
ご存じの方も多いのではないかと思います。
この曲はメロディーもさることながら、展開がものすごくかっこいいです。
スクリームメインのパートからクリーンに切り替わるところ、
後半の静から動へ切り替わるところには特に耳が惹き付けられました。
そして終盤のクリーンとスクリームのせめぎあいがまたエモーショナルですごく良い。
Redeem/Revive Facebook


6.Walk The Moon - Shut Up And Dance
オハイオ出身のインディーポップ/ダンスロックバンド。
ハイテンションに弾けるノリノリなダンスチューン。
最近流行りのおしゃれなダンスミュージックなんてそっちのけで、
あえてちょっとダサい感じのポップでベタなダンスロックに全力な感じが良いです。
ビデオのアナログな雰囲気も気に入ってます笑
ライブ楽しそうだけど、国内盤も出ないし来日はないんでしょうね、残念。
Walk The Moon Facebook


5.Chasing Safety - Far Away
ニュージャージー出身のポストハードコアバンド。
この曲はとにかくメロディーがめちゃくちゃ良いです。
こういうエモーショナルで、切なくて、泣けてくるようなメロディーは、
最近のポストハードコアにはあまりなかったような気がします。
スクリームパートは結構メタルコア寄りっぽい雰囲気ですが、
上記のようなメロディーに支えられているので、それすらも切ない。
というか、そういうほうがスクリームは映えるのかもしれない。
そんな気すらしてくる一曲です。
Chasing Safety Facebook


4.Think Again - Deny You
カリフォルニア出身のポップパンク/オルタナティブロックバンド。
元The Boys Afterがちょっと前に改名してThink Againになりました。
(ちなみにこの曲が発表された時はまだThe Boys Afterでした。)
以前の楽曲と比べるとオルタナエモ的な雰囲気が増し、
メロディーは相変わらずストレートなポップさを持ちつつも、
大人っぽい、湿っぽい切なさが散りばめられているところが気に入りました。
Think Again Facebook


3.Too Close To Touch - The Deep End
ケンタッキー州出身のオルタナ/ポストハードコアバンド。
最近はまたメロディーを主軸においたバンドが増えてきたなぁと感じますが、
このバンドもそういった方向性で、スクリームは少なめです。
体の底から歌いあげるようなボーカルと浮遊感のあるメロディーが気持ちいい。
ただ彼らの場合、浮遊感はあってもそこまでクセは強くなく、
また歌い方も比較的サラリとしたものなのでとても聴きやすいです。
どことなく00年代っぽさやシアトリカルっぽさもあるような。
Too Close To Touch Facebook


2.From Indian Lakes - Am I Alive
カリフォルニア出身のインディーロックバンド。 
普段はエモ/ポストハードコアメインで聴いていても、
たまにこういう方向性のバンドでハマってしまうバンドがいるんですよねぇ。
温もりのあるギターの音、優しいボーカル、美しいコーラスワークが素敵。
聴いていると音が体にすぅっと染みこんでいくような感じがあります。
ボーカルの高めの声も綺麗で良いですねぇ。
それにしてもこのビデオ、撮るの大変そうだ……。
From Indian Lakes Facebook


1.Gates - Not My Blood
ニュージャージー出身のインディー/ポストロックバンド。
昨年の下半期でいえば、やはりGatesをあげないわけにはいかないでしょう。
アルバム自体もとても良かったですし、リードトラックであるこの曲も本当に素晴らしい。
このバンドの繊細でありながらも、凛とした美しさを感じさせる音は最高ですし、
ボーカルの、どことなく泥臭い雰囲気のある声もアクセントになっていて非常に良いです。
この曲にもそういった彼らの良さがあますことなく表現されていますし、
演奏がどんどん盛り上がっていき、終盤で音と感情がほとばしるような展開もすごく良い。
生で聴きたい、生でこの音に包まれたい……!
日本に行きたいとは言っているらしいので、来日あるといいなぁ……。
Gates Facebook



というわけで、以上で2014年下半期ベストトラックは以上です。
なんかこの記事を書くのにひと月以上かかってしまった……。
今後もスローペースながら更新はしていくつもりですので、
よろしくお願いいたしますm(_ _)m。

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