ノッティンガムのオルタナ・エモ・ロックバンド、Lacey

たまたま時間が空いたので、
珍しく短いスパンで更新しにやってまいりました。

というわけで、本日取り上げますは、
ノッティンガムで2011年に結成されたオルタナ・エモ・ロックなバンド、Lacey
ちょうど1年くらい前にこの曲を聴いたのですが、
ちょっと音の厚みが足りてないような気はするものの、
イギリスのバンドらしい湿っぽさを感じさせるメロディーと、
楽曲の全体を覆う蒼い焦燥感がかなり良いなあと思いまして、
その後もちょこちょこチェックを続けておりました。

そして先週、今週発売のアルバムのストリーミングが開始されたので、
早速試聴をしてみたところ……かなり良さそうです!
リードトラックとなっておりますこちらの曲は
オルタナ感やエモ感の控えめなキラキラしたポップロックですが、
他はオルタナっぽさやエモっぽさを感じさせる曲も多く、
これまでの楽曲からの期待を裏切らない出来となっています。

アルバムフルストリーミングはこちらのページからどうぞ↓

ちょっとTooth & Nail系のオルタナエモのような雰囲気があるかもと感じました。
あとVictory Recordsのエモ系のバンドの影響も強く受けてそうです。
個人的なおすすめは2,5,7,8,9曲目です。
2曲目なんてもうイントロから切なさが漂っているし、
胸に迫るような張り詰めた雰囲気のあるメロディーもすごく良い。
5曲目はキラキラ感と切なさが上手いバランスで共存していてグッと来ます。
7曲目は胸が締め付けられるような蒼さに彩られた疾走感あふれる一曲。
8曲目はたぶんアルバムの中でも最もエモ度高いんじゃないかなと思います。
曲の展開も00年代エモっぽいですし、余韻の残し方とかもエモい……。
9曲目はポップでありながらも焦燥感を漂わせているところが良いです。
ほかでは、4曲目が美メロ系オルタナティブロックっぽい曲でして、
彼らの表現の幅の広がりを感じさせてくれました。


日本国内での注目度がどの程度なのかはわかりませんが、
00年代USエモや、UKのポップなエモ界隈が好きな方にはオススメできそうですし、
どこかで誰かの目について少しでも人気がでると良いなぁと思っております。

では、また時間があったら更新しに来ます。
そろそろ今年のTGEもチェックしたいところ。

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