TGE企画で紹介しきれなかったアーティスト【前編】

全然更新できなかったうちに、今年のTGE自体が終わってしまっているというダメダメ感。
しかし手元のメモにはまだまだ紹介しきれなかったアーティストたちがいるのです。
というわけで、無理やり続きを書いてみることにしました。

1.George Ezra 
いつの間にかデビューアルバムをリリースしていらっしゃいました……!
ブリストル出身の若きシンガーソングライター(93年生まれとのこと)。
でもなんか、声も渋い感じだし、曲も落ち着いてるし、
若さを感じさせるというよりは、大人びているといった印象。
ただ、これだけ渋くてブルージーなのに古臭くならないのは若いからなのかも。
George Ezra Facebook

2.Go Wolf 
ベルファストのエレクトロ/ダンスポップバンド。
スッキリしすぎているのではないかと思うほどシンプルな音ですが、
それでいてしっかりを耳を惹きつけるポップなメロディーと、ノれちゃうリズム感。
Strange Talkとか、Nightboxなんかをもっと削ぎ落した感じですかね。
Go Wolf Facebook

3.Hudson Taylor 
ダブリン出身の兄弟デュオ。
演奏はアコギ主体でして、それだけでとても柔らかくて気持ち良いのですけれど、
そこに乗ってくる二人の声がまたほっこりしててとても良いなーと思います。
やさしさと暖かさとちょっとの切なさが感じられる、癒し系サウンド。
Hudson Taylor Facebook 

4.Joel Compass
ロンドンのR&B、ソウルシンガー。
私自身が普段こういったジャンルを聴かないため、
どのような言葉で表現すればいいのかがよくわからないのですが、
アメリカのR&Bほどの派手さはなく、しみじみ聴かせるような楽曲が多そうです。
どちらかというと、エレクトロ系のダンスミュージックに近いかも。
Joel Compass Facebook 

5.Kuenta i Tambu (KIT)
アムステルダムのカリビアン・ダンス・バンドって感じかな?
めちゃくちゃ陽気でアゲアゲなカリビアン・ダンス・ミュージック!!!
ベース、というか殆どの部分がラテンのノリで構成されていますが、
ところどころ現代的なダンスミュージックの要素が組み込まれていたりも。
しかしこのラテンノリ、聞いているだけで楽しくなってくるのが素晴らしい!
Kuenta i Tambu Facebook 

6.Lazytalk
ノースロンドン出身のインディーロックバンド。
って書いてみたけどインディー・ロックもはみ出して自由にやっているバンド。
ちなみに、自称しているジャンルはFuture Ska、とのことです。
2010年代のバンドよりは、00年代の(一部の)ギターロックバンドに近いゆるいノリ。
それにしてもこのボーカルのへたうまラップみたいなのは何なんだろう、面白い。
Lazytalk Facebook

7.Lyger
 ロンドン出身のオルタナティブロックバンド。
グランジっぽいかと思ったら、ハードロックみたいだったり、
ちょっとプログレっぽさが垣間見えたり、一筋縄ではいかない感じのバンドです。
メロディーはポップなので、聴きやすいことは聴きやすいのですが、
たまに変態ロックっぽいうねうねした音が聞こえるのが面白いです。
Lyger Facebook

8.Mighty Oaks
フォーキーなインディーサウンドを奏でる3人組。
現在の拠点はベルリンのようです。
メンバー三人とも出身国が違う様子(アメリカ、イタリア、UKから集まったみたいです)。
フォーキーと言っても、いわゆる「フォーク」というジャンルで括られる音とは違い、
どちらかというと素朴なインディーポップといった感じ。
このシンプルさが心地いいです。
Mighty Oaks Facebook

9.NEØV
フィンランド出身のドリームポップ/シューゲイザーバンド。
単純な美メロには収まらない、危うい繊細さが魅力的なバンド。
ドリーミーな浮遊感が気持ちいいは気持ちいいのですが、「浮遊」の度が高過ぎるというか、
「あれこれ本当にどこかへ行ってしまうんじゃないの?」という雰囲気があります。
なんだか褒めているのか褒めていないのかわからない紹介になってしまいましたが、
「美しすぎて怖い」みたいな感覚が好きな人にはおすすめできるバンドです。

10.Nothing But Thieves
サウスエンド・オン・シー出身の5人組ロックバンド。
2011年結成なので、まだメンバーは若いんじゃないかなぁと思うんですが、
なんだこの成熟っぷりは……と感じさせる音楽をやっています。
ロック/パンク的な初期衝動みたいなものはほとんど感じられませんが、
そういったものをあえて抑えたところから始まっているような鋭さ、渋さがあります。


というわけで、前編は以上の10組です。
なんだかしっとりめのアーティストが多かった気がしますね。
後編はもう少しポップな感じのアーティストも取り上げられると思います。
更新頑張らねば……。

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